ロシアの山火事でできた炭が枯死した根の分解を促進する

ということをSemyonさんたちと報告した論文がSoil Biology & Biochemistry誌に受理されました。山火事は、発生時に木々を燃やすばかりではなく、できた炭が土のにこった枯死根の分解を促進し続けることで、森林から放出される二酸化炭素量を多く保つことを示唆しています。

 

成果の概要はメディアで取り上げていただいているので、そちらを見てみてください。

 

日刊工業新聞

 

マイナビ

 

今回、大学の広報を通じてはじめてプレスリリースを出してみました。結果、こうしてメディアに取り上げていただき、成果が一般のひとにより多く伝わることになりました。基礎科学の研究であっても、一般の方が興味を持ちそうな成果は、アウトプットも積極的に行っていきたいと思った次第です。

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北海道北部を拠点に森林の研究をしている小林真があちこち歩き回って考えたこと・見たものを紹介するページです。 Keyword: 樹、土、ミミズ、北方林、ツンドラ、バオバブ、登山
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