ミミズ同定実習

しばらく空いてしまいましたが、色々書き始めるときりがないので、
何事もなかったかの様に近況報告で再開。

先週末、横浜国大で行われたミミズ同定実習に参加してきました。









これまでは外部形態で判断したり、分類の専門の方にサンプルを送って実験で使うミミズを同定してもらっていましたが、
長期的に見て、自分でもきちんと同定できるようになっておいた方がよいと思い参加しました。


↑フトスジミミズ。砂嚢が砂肝のようにコリコリ。食べたくはないけど...

ミミズのお腹をかっさばいて色々見るのははじめて。

種によってだいぶ異なるお腹の中のいろんな器官をみながら、ミミズのように「土を食べて出す」という行為が生態系に大きな影響を及ぼす動物にとってはお腹の中の構造が、機能形質(Functional trait)として重要なんじゃないかと思いました。

ミミズ図鑑の著者、石塚先生にマンツーで教えていただいたり、




自分の体長より長いミミズと並んで写真をとったり、



最新のミミズ研究を聞いたりと、充実の実習でした。

一歩一歩、進みます。
ミミズのように、ずりずりと。
Posted by makocchi-1129comments(2)|-
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北海道北部を拠点に森林の研究をしている小林真があちこち歩き回って考えたこと・見たものを紹介するページです。 Keyword: 樹、土、ミミズ、北方林、ツンドラ、バオバブ、登山
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