2014.03.26 Wednesday 01:17
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冬のボストン
広島で生態学会に参加した後、冬の気候変動研究を盛んにされているBoston大のPamela Tamplerさんに会うためBostonへ行ってきました。
充実しきった1週間でした。
初日はBostonからほど近いHarvard Forestsの年度報告会へ。会議の合間にはPamが同林で行ってきた雪の操作実験サイトも見せてくれ、数々の論文がどんなデザインのサイトから生まれてきたのかを目の当たりにしました。百聞は一見にしかずが満載。
別の日には、ラボのみんなと車に乗ってLTER(長期生態学研究)の拠点としても有名なHubaard Brook Experimental Forests(HBEF)へも連れて行ってもらいました。
HBEFでは立ち上げたばかりの実験サイトも見せてもらえ、春に予定している自分のプロジェクト立ち上げに関わる実務的なノウハウも学びました。また、現地のテクニシャンに研究をサポートする施設(バカでかいサンプル保管庫、林内無線LANでのオンタイムデータ取得システムなど)や色々なネットワーク研究のコアサイトも見せていただき、研究林に活かす事ができないかなど考える良い機会になりました。
一軒丸々サンプルストック庫w
Pam自身もですが、ラボの学生やポスドク達もみんなActiveかつ楽しくDiscussionしてくれ、終始有意義な時間でした。活発な雰囲気に浸らせてもらいながら、若手PIがどんな風にラボを立ち上げるべきか、いい見本を得た気がします。
最終日にはBoston大でミニシンポジウムを開いていただき、こちらの研究林の概要や自分たちの研究紹介をさせていただく機会をいただました。
↑みんなやたらとベーグル好き。
シンポでは、彼女の研究室の学生さん達とそれぞれの研究についてDiscussionしたり、Facultyの他の研究者達が入れ替わり立ち替わり簡単な研究紹介をしてくれるなど幅広い交流ができました。僕自身が予定しているプロジェクトについても色々コメントをもらい、今後、実際に作業を進める上で気にしなければ行けない細かい/でもそれが結構、結果を左右するようなことを考える上で貴重な時間でした。
さっそく共同研究を実体化させるべく、あちらのグラントにRegistrationしましたが...果たして
少し時間が余った日はBostonの町を散策。有名なFreedom trailを辿りながら、新旧がうまく混在する街で食も飲(地ビール最高)も楽しみました。Bostonでは大学時代からの友人•メルチンさんが研究者として働いており、ある晩にはビールとワインを片手ずつにロブスターを味わいながら、分野は違えど同じ若手研究者としてこれからの研究のBig Pictureについて熱く語らいました(若干記憶曖昧...)。
最後に...
会った事もなかったどこの馬の骨とも分からない僕たちを快く受け入れてくれ、素晴らしく充実した一週間をアレンジしてくれたPam, そしてTempler Labのみなさんにありがとう!
今、自分の研究に関して、世界で一番、会いたい人に会いに行く。
そして聞きたかったことをとことん聞く。
そういえばこの感覚は、2008年に炭研究の第一人者のTomに会いにMontanaへ行った時と同じだなーと思いました。
Tomは人間的にも本当に素晴らしい人で、その後、一緒に論文もかき彼がWalesにいるときには山も登りました。
今も時々やり取りをする良き友人。
今回も、本当にいい人に出会った。
研究者としても、一人間としても、本当に尊敬できる人。
自分はどういうわけかこういう「引き」が強い。その自信はある。
まだまだこれはCollaboration、Friendshipのはじまり。
自分達にしかできない操作実験して、いい成果に繋げたいと思います。
近い将来、日本にも来てね。
Thanks a lot, Pam and Templer's lab.. Hope to see you in the near future in Japan, Boston or somewhere in the world.
充実しきった1週間でした。
初日はBostonからほど近いHarvard Forestsの年度報告会へ。会議の合間にはPamが同林で行ってきた雪の操作実験サイトも見せてくれ、数々の論文がどんなデザインのサイトから生まれてきたのかを目の当たりにしました。百聞は一見にしかずが満載。
別の日には、ラボのみんなと車に乗ってLTER(長期生態学研究)の拠点としても有名なHubaard Brook Experimental Forests(HBEF)へも連れて行ってもらいました。
HBEFでは立ち上げたばかりの実験サイトも見せてもらえ、春に予定している自分のプロジェクト立ち上げに関わる実務的なノウハウも学びました。また、現地のテクニシャンに研究をサポートする施設(バカでかいサンプル保管庫、林内無線LANでのオンタイムデータ取得システムなど)や色々なネットワーク研究のコアサイトも見せていただき、研究林に活かす事ができないかなど考える良い機会になりました。
一軒丸々サンプルストック庫w
Pam自身もですが、ラボの学生やポスドク達もみんなActiveかつ楽しくDiscussionしてくれ、終始有意義な時間でした。活発な雰囲気に浸らせてもらいながら、若手PIがどんな風にラボを立ち上げるべきか、いい見本を得た気がします。
最終日にはBoston大でミニシンポジウムを開いていただき、こちらの研究林の概要や自分たちの研究紹介をさせていただく機会をいただました。
↑みんなやたらとベーグル好き。
シンポでは、彼女の研究室の学生さん達とそれぞれの研究についてDiscussionしたり、Facultyの他の研究者達が入れ替わり立ち替わり簡単な研究紹介をしてくれるなど幅広い交流ができました。僕自身が予定しているプロジェクトについても色々コメントをもらい、今後、実際に作業を進める上で気にしなければ行けない細かい/でもそれが結構、結果を左右するようなことを考える上で貴重な時間でした。
さっそく共同研究を実体化させるべく、あちらのグラントにRegistrationしましたが...果たして
少し時間が余った日はBostonの町を散策。有名なFreedom trailを辿りながら、新旧がうまく混在する街で食も飲(地ビール最高)も楽しみました。Bostonでは大学時代からの友人•メルチンさんが研究者として働いており、ある晩にはビールとワインを片手ずつにロブスターを味わいながら、分野は違えど同じ若手研究者としてこれからの研究のBig Pictureについて熱く語らいました(若干記憶曖昧...)。
最後に...
会った事もなかったどこの馬の骨とも分からない僕たちを快く受け入れてくれ、素晴らしく充実した一週間をアレンジしてくれたPam, そしてTempler Labのみなさんにありがとう!
今、自分の研究に関して、世界で一番、会いたい人に会いに行く。
そして聞きたかったことをとことん聞く。
そういえばこの感覚は、2008年に炭研究の第一人者のTomに会いにMontanaへ行った時と同じだなーと思いました。
Tomは人間的にも本当に素晴らしい人で、その後、一緒に論文もかき彼がWalesにいるときには山も登りました。
今も時々やり取りをする良き友人。
今回も、本当にいい人に出会った。
研究者としても、一人間としても、本当に尊敬できる人。
自分はどういうわけかこういう「引き」が強い。その自信はある。
まだまだこれはCollaboration、Friendshipのはじまり。
自分達にしかできない操作実験して、いい成果に繋げたいと思います。
近い将来、日本にも来てね。
Thanks a lot, Pam and Templer's lab.. Hope to see you in the near future in Japan, Boston or somewhere in the world.
Posted by makocchi-1129|comments(0)|-