2013.09.27 Friday 22:43
category:-
野外シンポ@和歌山研究林
9/23-今日まで、野外シンポジウムに参加するために北大の持っている和歌山研究林へ行ってきました。
一日のはじまりはみんなでラジオ体操
深呼吸をしながら空を見上げると、いつもカラッとした青空
朝早く起きて散歩していると、そこかしこで彼岸花が咲き、
どこからともなく柚子の香りが漂う
そんな古座川町は平井集落にて、充実の一週間を過ごす事ができました。
11年前、学部2年のときに訪れて以来、2度目の和歌山研究林。
そのときにお世話になった補佐員の方々と久しぶりに再会する事もでき、感慨深かったです。
また、料理は相変わらず美味しく、いつもにやけながら食べていました。
シンポジウムには全国の大学から集まった学生さんが11人参加してくれました。
北の森ばかりを対象にしていて、これまであまり訪れる事のなかった照葉樹林にて、学生に混じって色々な研究を聞く事ができ勉強になりました。学生として訪れた時とはまた違って見える森を歩きながら、自分の変化を実感しました。
自分のセッションでは、照葉樹林にてヤスデやミミズをサンプリングするとともに、土壌表面に糞団粒がどれくらいあるのかを調べてもらいました。8月の天塩•中川編での反省も踏まえて少し改良し、前より面白さを伝える事ができたと思います。セッションの中で、自分が研究対象としてきたババヤスデ属数種が同所的に分布しているのを確認できたのも収穫でした。
夜のポスターセッションでも、学生さんたちが色々熱心に質問してくれました。
個別の研究に対する質問以外にも、変動環境研究に対する考え方や研究対象の選び方、そもそも研究に対するスタンスなどについても議論する事ができ、こちらも改めていろいろと考える機会になりました。
旭川では初霜がおりたと聞きます。
すっかり秋が深まったであろう道北の地で、雪がつもってしまう前に色々進めたいと思います。
Posted by makocchi-1129|comments(0)|-