アビスコ野菜事情

 
率直に申し上げて、アビスコの野菜事情は、年末年始にかけてSignificantに悪くなりました。
(p<0.001, AGOVA)

『大根、ほしいなー』などと贅沢な夢を描いていた11月はもう、遠い昔。

村に一軒あるスーパー『ラポーテン』の野菜売り場、今はこんな感じです。





白菜は日に日にその外皮を取り除かれてから売られてゆき・・・

(こっちでは悪い部分だけ剥ぎ取って買っていってもOK。結果として、後に残る奴はかなり削られてから売られるという仕組み)

確かに、はいだら新しそうに見えるけど、それ錯覚だから!



極太でぶいぶい言わせていたきゅうりも曲がる・・・。

ああ、しゃきしゃききゅうりの酢の物が食べたい・・・。

と無いものねだりをしていても仕方ない。

ふにゃふにゃならば・・・



どうせ漬けたらふにゃふにゃになるんだから、ということで漬物をツクッテミタ。

白菜も漬けてしまえ。むしろ漬かりやすいだろう! と半ば投げやり・・・。



↑ 年末に友人が持ってきてくれた酒のつまみに自分でつけた漬物というのも中々オツ。

で、ついでに、和な朝飯ぱーてー。

漬けモノ×2, だしまき卵、ノルウェー産サーモン焼き、白菜の味噌汁、ご飯、実家の梅干、豆腐。

いい主夫になれる気がする。



Makoto, 箸はこうやって使うんだろう ?
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氷の上のレインディア−

 
10時からのコーヒータイムの時、ふっと窓の外を見ると景色の明るさに驚く。

太陽がすぐそこまで来ている事もだろうが、
数日間降り続いた新雪が その光を反射しているのも、明るさを際立たせているのだろう。

翌日からはまた雪が降り、しばらく続くらしい。

この分だと、天気がよければ今週末に見られるはずの『ご来光』は期待できそうもないというのが、
研究所でも村でも、誰かにあうと必ずでる話題だ。

どうしても 活動の幅が狭められてしまうこの極夜の日々も、
もうすぐ終わりかと思うと少し寂しい感じもする。
『ここ北極圏に与えられた特別な時間はもうすぐ終わり』 と言われているみたいで。

ふと、その前にもう少し、この時間を見ておきたいと思った。

ダウンだけ羽織って研究所のすぐ裏にある湖へ出ると、
冬の間、シルエットとしてしか見えなかった山々の北側斜面にも
所々、光が当たりだしているのが目に入る。

湖は凍ったままだが、雪が大分降ったせいで、もうスケートのできるシーズンではない。
そんな所をしばらく歩いていくと、いくつもの足跡が目に入る。

レインディアーや、キツネ、それにムースの足跡もある。





足跡が交差したり、どこかで大きく転げまわった跡を見ながら歩いていると、
視界の先に小さな点が動くのが目に入った。

近づいてみると、レインディアーの群れのようだ。
群れは、湖に浮かぶ小島へ氷の上を歩いて渡り、餌を食べているようだ。






積もったとはいえ、10-20cmほどの雪の下には氷がある。
歩いていても最後の踏ん張りが利きづらい。

そんな場所に、あの如何にも滑りそうな足で、なぜわざわざ来るのだろう。
もちろん小島には餌があるのだけど、ここまで来ずとも
湖の周りにはいくらでも、雪を起こせば彼らの好きな地衣類が生えている。

ふっと、真冬に樹林限界を超えた日高の稜線を行く キタキツネの足跡を思い出した。

彼らは、知ってか知らずか、ちょうど雪庇の無い、
そして潅木も無く歩きやすそうなところを歩いていることが多い。

『餌はあるんだろうが、なんでこんな所までわざわざ・・・』

僕は、動物よりも植物、とりわけ、ずっと動かないでいる樹木の生き様が好きで、研究などしているわけだけど、こうして動物が、一見、合理的ではないような行動をしているのを見て色々想像するのは好きだ。
(実は元来あまり鹿に食べられていないから、島には湖の周りに比べて美味しい植物が生えているのでは・・・湖のサイズが違って凍っている長さが違うってことは・・・などと色々調べたくなるのはおいといて・・・)

彼らには、日高山脈の折り重なる尾根や、すぐそこまで来ている太陽は見えているのだろうか。



スニーカーにジーパンで湖の真ん中まで行ったので、気付くと足の指先が・・・
身の危険を感じて ダッシュで研究所まで戻った。



右上が職場。


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スカイプにて


今日は北大時代に一緒に汗を流したキムさんのD論発表会。

できれば、札幌に行って直接聞きたいけど 流石に遠い・・・。

そこで何とか 『スカイプで見ることだけでもできないだろうか?』 と思い、
数日前、元いた研究室の後輩・さとうーんにお願いしてみた。

本番一時間前に、実際の会場で動作確認してみると
カメラのピントもばっちりで、音もしっかりひろえている。

音声などの細かいところを打ち合わせしていると 、遠くで、

『なんとー!!! 世界はすごいことになっとりますねーっ!!!!!!』

と、スカイプを見たであろう某先生の、相変らずお元気そうな声も拾ってくれるほど・・・。



そうして始まった発表会。
センスがいいスライドで、とてもわかりやすかった。

何より、他の国から来て、母国語でも、ましてや英語でもなくその国の言葉で
博士論文の発表会をするというのは、よくよく考えてみるととてつもないことだと思う。

高CO2, 窒素沈着、山火事と、盛り沢山な要因が温室効果ガスの放出へ与える影響を、
『スケールの異なる撹乱要因』 という1つの物差しの上において、まとめられていた。

研究中で、各要因が温室効果ガスの放出へ与える影響プロセスについて
いくつもの新たな知見が得られていた。

今後は、細かいメカニズム解明とともに、
別個にではなく同所的に起こるこれらの環境変化が、
温室効果ガスへ与える影響の階層性(相対的な影響力の大きさなど)や相互作用、
そして、ある一つの要因が引き起こす温室効果ガスの変化を介し、
他の環境要因へもたらされるフィードバック機構などが研究されることになるのだろうか。

何はともあれ、お疲れ様でした!今日はみんなで浴びるように飲んでいることでしょう。


さて、発表会が終わって、スウェーデンは朝の5時・・・。
いつもの事だけど やっぱり外は真っ暗で、
まだ、一日が始まったばかり・・・というより今から もう一回終わらせてみたくなる。

ふっと、自分が発表してからちょうど一年が経つなーと思う。

この一年色々なことがあったけど、少しは成長できているだろうか。

もっと、もっと、面白い研究がしたい。
植物の、木の、森の、面白さを、もっともっと明らかにしたい という気持ちは強まるばかりだけど

でも、そんな青臭い 漠然とした気持ちに任せて動くだけではなく、
もう、何年もやらねばと思い続けたままできていない
自分の研究の軸になるキーワードを明確な言葉として見つけたい。

綺麗ごとではなく、自分の気持ちに正直な形で
基礎と応用の間での自分なりのスタンスの位置と振れ幅も見極めたい。

そんな事を考えたりしつつ、むにゃむにゃむなーっと、長い一日が始まった。

今日は今更ながらPerfumeの“Puppy Love”を一曲リピートで聞きつつひたすら解析。

ツンデレーション最高ー♪

夕方には、珍しく数日間降り続いていた雪も止んだ。

解析がどつぼって少し遅くなった帰り道、北の空を見ると久しぶりにオーロラがでていた。

今日のは、北から北東へ、鮮やかではないけど大きく、ゆっくりと伸びていた。

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のそーっと・・・

 
『今年の抱負』

なるものを 考えないとなーと思いながら、気付けば1月も終盤。
とりあえず近々でやってしまわねばならない事はあるので、
改まって指針を考えるのは4月でいいかな・・・。

『日本人は一年をはじめるタイミングが2回あっていいな』

などと、自分の適当さを日本特有の文化と混同させてごまかしてみたり。

先週は、コケと地衣類と維管束植物が混ざった厄介なサンプルを種ごとに仕分け終わったので
重さを量って、えくせるに打ち込む。さて、いよいよ解析へ。

木曜日には 月に1度の積雪量調査のために標高別試験地へ行った。

先月、スノーシューで行ったら、思いのほか雪が深くって一人腰ラッセルとかする羽目になったので、
今回からスキー どうせ標高あげるならやっぱり滑りたいよね。

ツンドラなので風が強く、雪は飛ばされるているか圧雪されていて 表面はカリッカリだけど
まあ、贅沢は言えない。なんせ仕事なんだから・・・。


注:あくまで仕事です。

しかし、あろうことか、標高があがったため、
アビスコではあと一週間ほど待たなければ見れない太陽を、
試験地でフライングして見てしまった。

イタリアで散々浴びた太陽だけれど、ここ、生活の場所である北極圏で
日々暗くなっていくのを経た後、今、再び見る太陽はやっぱり特別だ。

本当は、ばんざーい! などと叫びたい気持ちなのだが 心の中では

『やばい、お天道様、ちょっとお待ちを・・・。まだ、ろん・・ぶ・・が・・・』

ちょっと見なかった事にして、
逃げるようにアビスコへ戻り、週末はRejectされたままになっていた論文を片付ける。

夕方ころ、前回の投稿のときに貰った指摘に答える形で、一通り直し終わる。

ふいーっと一息ついて、
何ともなしに 一階にあるオフィスの窓から外を見ると、なんだかでっかい黒いものが動いている。

『また観光客が ツーリストステーションと、リサーチステーションを間違えて
 迷い込んできたかなー』と思って見ていると・・・


!!!!!!!!!!!!!!!


何とそれはムース。

角はないけど、でっかいのが2匹、いや2頭か。

顔の横にくっついた目で、窓の反対側にいる自分を見られた気がするが、
ムースの方は特に気にするようでもなく、のそーっと、左から右へ、視界の外へ動いていく。

おいおい、まじかー と、つい独り言がでる。

ムースが向かった方向の廊下の端まで行って、窓を開け、のそのそ森に入っていくのを眺める。


そんな日曜日のアビスコ。

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共著論文が受理!

 
共同研究者であるキムさんが筆頭著者として、

北海道の代表的な植生でもあるシラカンバ林で
山火事が発生すると土壌から放出される温室効果ガスにどんな影響があるのか?

について、特に山火事が発生したときにできる炭の働きに注目して調べた論文が、
European Journal of Forest Research誌に受理されました!

この論文の中で小林は、山火事を模倣した火入れ+炭の除去実験の計画と実施、
温室効果ガスの挙動と関係の深い土壌の理化学性の分析、
そして全体のDiscussionの部分で携わらせていただきました。

この“火入れProject”は、北大の研究林の方達をはじめ沢山の方たちに支えていただきながら
実施できたものなので感慨ひとしおです。

とともに、自分の担当分である土壌の理化学性の季節変化と炭との関係に焦点を絞った論文
(何度かReject済・・・)も、早く受理まで持っていかなければ、

もうすぐ戻って来てしまう お天道様に顔向けができない・・・。
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Halle そしてUmea

 
研究所からの帰り道、妙に静かに感じる今日のアビスコ。
そもそもそんなにうるさい場所ではないんだけれど、それにしても妙に静かな気がする。

いつもなら時々耳に入る車の音が全くしないけど、それだけが理由だろうか。
今日の月はほぼ満ちていて、ヘッドランプ無しでも ばっちり歩ける。

あと1週間程で ここにも太陽が戻ってくる。

正確には、もう、水平線の上に太陽がでている時間があるんだけれど、
村の周辺の山が邪魔して隠れている。

でも、日に日に 昼間の空がすっきりとした青い色に近くなっていくのを見ると、
まだ1月中旬 冬真っ只中だというのに、その先には春がちゃんと待っているのを実感する。

さて、ここの話に戻ってしまう前に、イタリアからの帰り道のことを少し。

一人、深夜フェリーでパレルモを離れ、ローマをさくっと経由して(コロッセオを外から眺めて、パスタを食った)向かったのは、部活の先輩・OKAさんFamilyの住むドイツのハレ(Halle)。

ハレはベルリンとライプツィヒの間にある町。

OKAさんからは 『ちっちゃい街やでー』 と事前に聞いていたのだが、
どうしてどうして、全く『小さく』などない。
もっとも、比べる相手が自分の住んでいる所では、
『ちっちゃいっすねー』 と言える場所を探すのは一苦労なのだが・・・。

滞在中は、旧東ドイツの、少し物寂しい面影が残る景色を見ながらザーレ川の辺を散歩したり、






OKAさんの働いているまっくす・ぷらんく研究所を見学させていただいたり。

北極圏で はすれ違いになってしまったゆーやさんとも、
お互い何千kmかの旅を終えたあと、何とか無事に再会することができ、
自分不在のアビスコでの思い出などを聞いたりする。



↑ 未来を舞台にした映画にでてきそうな装置とゆーやさん(似合わない)

無事に立派なオーロラも見えたり、お世話になっているおばちゃんとさりげなく仲良くなっていたりで、充実の日々だった様子。



ボツボツ、あちこち見てまわりながら、色々な話をする。

OKAさんは、地元の100kmマラソンで2連覇しちゃったりして、その新聞の切抜きを見せてくれたり、研究内容が紹介されたポスターを前に、本来ならばわかりにくいであろう物理の話をわかりやすく説明してくれながら 『この仕事、去年 さいえんす に載ったねんなー』とさらり・・・。

・・・伸びたあごが戻らない。

UKに留学中のゆーやさんも、今考えていること協力隊でマラウィでやってきた仕事とか、
やっぱりすごい。
その風貌からか相変らずのカオス感たっぷりの雰囲気の中でも伝わってくる確かな凄みは、
考えていること(問題意識なのか)の的確さと、それをわかりやすい言葉にできる力、
そしてそれらと模索しながら向き合ってきた行動力(全部足すと『勢い』となる)
からきてるんだと思う。



↑Halleはヘンデルが生まれた街らしい。全然似てないゆーやさん(要・カツラ)。

自分が大学に入りたての頃、OBの1年目と2年目だったこの2人を見て、
『俺もでっかい男になりたい!』とか、いかにも若者って感じの漠然とした思いを持ったりしたわけだ。

で、自分もそれなりに人生経験を踏んで、最近、どっちが右で左かくらいはわかるようになって、

『昔、漠然としたから余計に距離感を感じていただけで、自分と2人の距離は
せいぜい42.195kmくらい(=同じ年になったらそこに行ける位)しか離れていないじゃないか?』

とか、調子にのって思っていた。

けど、会ってじっくり話してみたら、改めて、自分との離れっぷりにびびった。
今更ながら、10年前と同じことを思いました。

でも、今は、あの頃とは違って、そのためにやるべきことが、
少しだけ具体的にわかっている気がする。



↑ Halleの激ウマ地ビール。あごの分だけ、ちょっと勝ってる(←何が?)



ワンゲルUK支部。



次世代。

再会を誓ってスウェーデンへ。

スウェーデンでは、ボスとの打ち合わせと、
学部時代からの腐れ縁・・・ならぬお世話になり続けている先輩が日本へ帰国されるとのことで、
ご挨拶をしにひとまずウメオへ。

ストックホルムからウメオへの道中では、電車が5時間遅れるなど色々あったが、
まあ、さすがにこの遅れまくる列車事情にもそろそろ慣れてきたというか、
そのお陰で、スウェーデンで家具職人をしているという同世代の日本人と知り合うこともできたりで、結果オーライ。

ボローニアからきている旅行者の2人と話していて、
『スパゲッティー・ボロネーゼは世界中にあるけど、ボローニアにはそんなものない』
という驚愕の事実をも知ることができた。

ウメオに到着して、まずは休暇中、細かいところをチェックしていたアラスカ論文第一弾を投稿。
仕事始めは論文投稿で!と決めていたので一段落。
(単に前年から仕事がずれ込んでいただけとも言う・・・)

それから2−3日、ボス・ヨナタンと、新しくチームに加わったマリナと
この夏−秋にかけて取って一通り解析の終わったアビスコデータを
どう振り分けて論文にしていくか打ち合わせ。
今から2ヶ月で手分けして何とか2本、形にしようねということに。よーいどん。

そしてウメオ最終夜。
いつものごとく(?)ダーイシさん家にお邪魔し、タカタさん追いコンに参加させていただく。

なぜか居心地のよいダーイシ家は、そんなに何度もお邪魔しているわけではないのに
なぜか 『帰ってきたなー』 と感じてしまう。すみません・・・。

美味しい料理をいただきながら色々話していると、酒がつい進んで・・・。



シチリアでも、その帰り道でも、かっちょいい日本人と沢山再会 or 会うことができ、
刺激をたくさん貰って、志を新たに北極圏に帰ってきたのでした。

みんな、それぞれの場所、それぞれの人生の局面で思いっきり生きてる。

そんな人に こうやって刺激を貰いながら生きていく事こそ、人生の醍醐味だなーなどと、
2日酔いのまま揺られるアビスコ行きの電車で、つくづく思うのでした。うげー。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
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シチリアの日々


年末年始とイタリア南部・シチリア島へ行ってきた。



テーマは・・・



・・・とあるようにクライミングと大好物のタコ料理(!)が目的。

ちゃんと太陽もあるし 
寒すぎもましてや暑過ぎもしない。

和み系のサボテン達が、ただでさえ ゆっくり流れてる時間の 『ノンビリ感』 を助長する。



海辺で、でっかい渓谷や畑の脇で、そして時には歴史的建造物のすぐ脇だったりで
フリクションのいい石灰岩にへばりつくだけの日々。
























頭の中にはいつもNew Cinema Paradiseのテーマソング♪

ファンキーな仲間たち

絶品のタコ

をはじめ、
シチリアで採れたウニやカジキを使った 『これぞ地中海!イタリア!』 な感じのシーフード料理






















安くて美味いワイン
1ユーロしないで飲める バリスタの入れるエスプレッソ
近くで採れた(であろう)オレンジを絞ったジュース
スーパーで量り売りされている 色んな種類のハムとチーズ



意外や意外 甘くて美味いサボテンの実(↑)
オリーブとオレンジの木がそこら中に生えてる風景
乾きすぎもせず、潮のにおいもあまり混じらない風

馬車の停留所にもなっている広場を見渡すベンチから、
道端に置かれた椅子に座ってワインを飲みながら、
車の中から、時折ぽつんとオリーブがはえているだけの 乾いた景色を眺めたり、
オレンジ色の光がぼやっと照らし出す 夜の街を歩きながら、

名前も知らない人たちとの出会い

写真に収めきれない風景と、
言葉に仕切れない感情と、
纏めきれない いくつもの考えと。

















とても全部は書ききれない。
いつかのどこかを切り取って 文章にしてもいいけど、
一部分だけが特に記憶に残るのも違う気がして。




だから箇条書きのままの旅。





いい旅でした。


いつまでこんな旅ができるかなーと、
ストックホルムの市場の端っこのBarで、一人ちびちびワインをやりながら思った。

一緒に行ってくれたキチSenpai、Andrea, Andres、モトキに感謝。







※写真の一部はキチさん、Andreaより提供。いい感じの写真は大体この2人のものです。
Copyrights of photos are to Kichi, Andrea and in part to Makoto。 

クライミングの様子については以下のリンクにあるキチさんBlogに詳しいっす。

http://d.hatena.ne.jp/suzukichihiro/
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北海道北部を拠点に森林の研究をしている小林真があちこち歩き回って考えたこと・見たものを紹介するページです。 Keyword: 樹、土、ミミズ、北方林、ツンドラ、バオバブ、登山
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