"Ponyo" on the cutting board!
いよいよ明日になりました、公開審査会。
これまでに無いくらい、緊張しております。
KKG遺伝子(覚悟gene)を全開で発現させてがんばります。
すでにおいらは、崖の上のぽにょ 改め
"Ago on the cutting board!"
Good luck for me!
最近はひたすら、公開審査会用のパワポ作り。
いつもは、ゼミなどで後輩のプレゼンに『あーだ!こーだ!』と偉そうなことを言っているのですが
いざ自分となると、なかなかどうしてうまく行かない・・・
そんな時、昔、撮った調査中の写真を、プレゼン用にハードDiskの底からあさっていると、
お世話になった懐かしい人たちが目に入る。
そして、その頃の自分も。
『あー、この研究って、俺って、ほんとに沢山の人たちに支えられてきたんだなー』
と思うと、がんばらねば、と背筋が伸びる。
当日も、せっかく色々な方が聴きに来てくれるんだ。
『面白いねー!』って、言ってもらえるような、わかりやすくて印象に残る発表にしたい。
そんな冬の日。
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ところで先日、
修士のときの同期で、
現在は足寄町に住んでいる牛君という名の友人から
『鹿君』の生足が届いた。
生足だから、当然、ストッキングなどはいていなく、セクシー。
もとい、皮すらない。
牛君は、狩猟免許&銃免許を持っていて
時々、狩りにでかける。
同じ偶蹄目の『鹿君』を撃ちに。
今回は大猟だったらしく、ありがたいことに、
おこぼれの『鹿君』の生足を、いただいたわけだ。
ある日の昼下がり。物は、大学の研究室宛に送られて来た。
事務室から連絡があって『小林君、生肉がおくられてきたよ』
と。
?
いってみると、確かに見事な生肉である。
骨付きの生足肉
『すっげー!!!うまそう!!!』
『このまま食べたらワンピースのルフィーみたいだな、よし!海賊王に、俺はなる!!』
と年甲斐も無く興奮。
と同時に、ちょっと冷静に考えてみる。
ここは、週間少年ジャンプの中ではなく、現実の北海道。
そして、今、自分が目指すべきは、海賊王ではなくPh.D。
『こんな巨大な肉塊、どないせーっちゅーねん・・・』
しかし、世の中、うまくできているものである。
近くの研究室に、研究で『鹿解体』を専門としている仕事人がいるのだ。
まさにゴーイングメリー号に乗り合わせたのサンジ。
すぐさま、その巨匠のところへ物を持ち込み、腑分けしていただく。
・・・・・・小一時間後・・・・・・・・
目の前には、スーパーでよく見るほどの大きさの肉塊になった鹿君が。
とりあえず、今はばたばたしているので、審査会の後にでも
味噌仕立ての鍋、にんにくの効いた炒め物にして食べたいな。
ありがとう牛君。
そして鹿君。
審査会、がんばります。
そんな冬の日。
Today, I submitted my Dr, Thesis!
押忍