Go雪! 

yuki

さてさて、昨日は論文修正用の解析のやり直しを一通りやる。
まだまだ、みんなのヒーロー・イイジマン頼りだけど(T_T)。

僕の扱っているデータは、野蛮にもシラカンバの林で山火事を起こし、
その後、経時的に土壌を連続サンプリングをすることで
土に含まれる様々な養分の動態へ山火事が与える影響をみたもの。

サイト間(ここでは反復)でのばらつきをランダムえふぇくとにかませるのはいい。
でも曲者が、繰り返し同じところからとるという作業。
そして癖になるのが『さまざまな養分』というやつ。

養分の種類によって時間の経過とともに、
時間を追って一様に増加しますとかぞうかしないとかではなく、
各サンプリング期間、各処理(ここでは燃やしたとかもやさないとか)によって、
上がったりさがったり(そもそもある季節変化の影響で)
するという動きの違いがあり、それも考慮した線形モデルを
養分ごとに与えなければいけない。

今のとこ,経過時間による傾きの違いもランダムえふぇくとに加える。

たとえばNH4でーたの場合。

d<-read.csv("NH4.csv")
d$Site <- as.factor(d$Site)
d$Season <-as.factor(d$Season)

library(lme4)

res <- lmer(NH4 ~ Plot + (1 | Site) + (1 | Plot:Season), family=gaussian, method="Laplace", d)

というのが今のところの結論ではあるのだが・・・。
でもこれだとやっぱり、季節による動きの違いもらんだむに加えてしまっているので
見たいものが見れなくなっている気がする。

さてさて、今日はその辺の改良をしつつ、先延ばしにしていた
クロロフィルやら窒素の分析。

で、今日は豪雪。飛行機もほとんどとんでないみたいだ。
なんだか山に来てるみたいでたのしい。湿雪が枝につくと、樹氷さながらで奇麗だが
重みで耐えきれなくなった枝は、ガンガンおちてまるで灌木の先っちょが見えているように雪の上につきささってる。

積雪がある地域では、湿った雪の量で冬のリターフォーるの量はきまってきてそうだ。
農学部のまわりはかたすけるかたが忙しそうにしてた。
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クリスマス―同棲生活のはじまり

昨日は札幌にサンタクロースがあふれていました。
今年は暖冬で、雪も少なく、さぞや、テンションをあげるのが大変だったことでしょう。
セキュリティーが厳しくなり、
勝手に人の家に入るのにもセコムの目をくぐらなければいけません。

うんよく入れたところで無償でプレゼントを入れるは臭い靴下…。

不況のせいかそろそろ潮時なのでしょうか。

最近では街角でケーキを売るのがご専門のようです。

Merry Christmas!

昨日は、研究室の後輩が出演するマンドリンサークルの
クリスマスコンサートへ行ってきました。

kitara

マンドリンといっても何種類かあり、
さらにクラッシックギターやチェロの音も加わって、素敵な合奏になってました。
演奏してくれた曲は、クラッシックからのアレンジものが多かったのですが、
原曲にはない、弦ならでわの乾いた疾走感、透明感があふれて
いろんな形で重なって、感動しました。

ある曲では北アフリカや中東を
またある曲では、日本の片田舎の雨の中を旅しているようにも感じました。

実は、僕、大学入学当時は、このマンドリンサークルか、
ヨット部に入ろうと思っていました。

前者は、入学式前夜祭で演奏していた、
魔女の宅急便のテーマ曲『風の丘』の演奏に感動したから、

後者は、マネージャー+選手のお姉さんがきれいだったからです。

それがなぜか気づけばワンゲルに入っていまして山にのぼって今日を迎えるわけですが、

前夜祭以来のマンドリンの合奏は、とても感動しました。
楽器、できるようになりたいなー。

で、そんな感動に包まれる記念日に、
僕たちは同棲をはじめました!
温かく見守ってください。









…相手は、寮、研究室で後輩でもあり

インドネシア帰りで体調を崩している丸ちゃん(♂)です(一押し24才)

いい男ですよ。
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ネギ鍋

名寄での日々です。なんだかこっちもあまり寒くなく、昨日なんぞ、
夜には雨が降っていました。

先日のゼミはボロボロでした。
これまでのこまごまして研究をかいつまんで、山火事の頻度がかわると・・・
などと、言ってみましたが、かいつまみすぎ+まとまっていなさすぎ+早口という
三段攻撃により、きいている方たちにうまく伝えることができなかったです。

無念。力量不足。30分ぐらいの時間で終わらせたいところ、
1時間くらいになってしまった。

たくさんんやってはいるけどなんだか詰め切れていない感じ、
というコメントをいただきました。まさにおっしゃる通り。

当日はあまりにわかりにくすぎて質問もあまりいただけなかったのですが
今日、実験をしながら、話をしているときに、
いい感じのコメントをいただけました。

本当は自分で気づかなければいけないところです。
でも詰めどころについて、具体的な方向性が見えてきた。

さてさて、と思うとアラスカの仕事の期限が言い渡されたり
よく考えたら、今年はあちこちいってはいたけど、成果報告をしなけりゃならん。
サンプリングの段階で止まっているものもあり、
年末はしばらく、博士論文にかかわる研究ができなそうです。

あちこち混ぜていただくのはいい経験になるけど
ほどほどにしとかんと、足のつけどころを失ってしまう。
それを学びました。さてさて、どうしたもんか。

そんな名寄の夜。
今日はOBの酒井君から謎に送られてきたねぎ10kgを使って、

negi1

ネギ鍋を作った。

作り方は単純。

鍋の端に肉で土手を作り

その間に、ねぎを立てて並べていく。

negi2


蓋をして20分するとネギから水が出て、いい感じでコクをもって
煮詰まっていく。

美味でした。酒井、ありがとうー。
たぶん、人生でこんなにねぎを食う機会はもうないでしょう。

さて、予定していた実験もほぼ終わり
大量のガラス器具の洗い物を残すのみ。
さて、朝まであらいものかなー。
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凍えそうな、季節に君は〜♪

あご@再び名寄です。今季最後の分析です(祈)。

今回はうれしいことに、研究紹介セミナーをやらせていただけるとのこと。

ここは実験機器も素晴らしいのがそろっている上に
先生が僕が今、研究している分野のVIPなので
ちょこちょこお邪魔してやたらずうずうしく実験なんぞやっておりますが

『で、こいつって結局なにやってんの?』

ということで、明日発表です。

で、めどもついたし寝床へ帰りました。





寒くてじっとしていられません。
ええ、立っていてとかではなく、蒲団の中で…。
プレハブなので、外気と温度がかわりません。
普段はこの時期は、あたたかい寮に泊まれるのですが
私の申し込みが遅かったのと、ほかにお客さんが多かったので
今回は特別に夏季使用用のプレはぶです。

ここは北緯44度。雪質日本一の名寄です。
ためしにごあてっくすを着ながら寝ることを試みましたが
かぜをひきそうだったのでやめました。

すとーぶがついてあたたまるまでの一時間…

再び事務所でお仕事中です。
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ロシア帝国の底力…

2週間ほど前、友人でロシア人のアリョーシャ(本名:Alexey)が
日本の免許を取りたいと言ってきました。
で、書類もそろっていたし行ってきました、

手稲の運転免許試験場。

で、外国人用のカウンターでもろもろの書類を渡して、
手続きをしてもらっていたのですが、名前を呼ばれてカウンターに行くと…

運転免許にかかれた英語のスペルと、
パスポートに書かれた、英語のスペルが違うとのこと(@_@;)
これでは、試験を受けていただくことはできません…とのこと。

パスポート:Alexey
免許書:Aleksey

おしいっ!

はじめはビビりましたが、受付のお姉さんは
ロシアの方は、あちらの警察の間違いでよくあるんですよ〜とのこと。

で、大使館に行って、
パスポートのAlexeyさんと
運転免許のAlekseyさんは同じですよという証明書を作って出なおして来いとのこと…。

アリョーシャは、

『ミョウジオナジ!シャシン、オナジ!!』

と必死に言っておりましたが、だめでした。
書類ですからね。
っていうか、そういうところが、たぶん、ダメなんだよ…。

で、アリョーシャをなだめてその足で大使館へ行き、
証明書を作ってくれというと、一週間かかるとのこと。orz。
一見、簡単な書類なのに…

でも待ちました、二週間。
そして今日、再び、同じですよ証明を持って運転試験場へ行ってきたわけです。

さて、今度こそ、学科試験が受けれるだろうと安心しきっていってきました。

が、しかし、再びカウンターへ呼ばれて行ってみると…

大使館がつくってくれた証明書、名前はなおっていました。

でも、なんと今度は、同じですといっている名前が、間違っているのです

たとえて言うなら

本当のパスポートには KOBAYASHI MAKOTOと書かれているのに

証明書には・・・

免許書にかかれたKOBAYASI MAKOTOさんと
パスポートのKOBAYASHI MAKOTさんは同じです

って書かれていたような感じです。

最後のOがぬけちゃってる!

ガビーン。もう、苦笑いするしかありませんでした…。

でも、カウンターのお姉さんも、あまりに不憫に思ったらしく、
今回、学科試験は受けさせてくれるとのこと
学科試験の後実技試験のときに、必ず正しいものを持ってきてくれれば
今日、学科試験を受けていいですよとのこと。

もう一度大使館に行くこと考えるとめんどくさいけどありがたいー。

にもかかわらず
アリョーシャは、

『ナマエ・オナジ!!』

と必死に抗議していましたがだめです。そういうところがダメなんだって。

で、ようやく試験までたどり着きましたが・・・

orz。

再度チャレンジ!!

地震が来たら、スピード出して逃げなきゃだめだよね?
真中に、中央線がなかったら車は右側をはしるよね?
×って、ダメって意味だったっけ?(●×問題にて)
●ってOKってこと?

とのこと。
そうか、ロシアじゃ、地震ないしなー
というか最後の二つは…

ということで、再度勉強してかリトライしようということになりました。

大使館といい、警察といい
このいいかげんさ。
ロシアの底力を見た気がしました。

帰りに、アリョーシャは、

ごめんよ

と言って回転寿司をおごってくれました。いいやつです。

写真は、そこで見かけた、マダガスカル産のエビ。
そういえば何年か前に、某HPにて
エビの養殖をやりたいって言っていた人がいたような。

sushi

sushi2

でも、2人で食べたけど、冷凍ものだったせいかいまいちでした。
でも何か、日本の回転寿司屋でマダガスカルという単語を聞くと
輸送コスト云々ではなくうれしい。
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雨が降る12月。

もう、山は白銀だというのに、今年の札幌は
いまだに雨が降る始末。

雨が降ったあとに寒気が来ると一気にこおる。
でも、ちゃりんこ通学。
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僕とサイダー。

平日はほぼ毎日お世話になっている農学部の地下にある生協の購買。

目当てはいつも”生協価格”の割引商品。
中でも、欠かさずチェックしているのは
147円のところが110円に値下げされている三ツ矢サイダー・シリーズ。

cider

実験の合間にパソコンに向かい新発売のスカッと白いサイダーを飲む…。

先日27歳になった僕だが、
この27年間はサイダーとともにあったといっても過言ではない。
(以下:サイダー=三ツ矢サイダー)

そういえば、常日頃から, いつか一度、このサイダー人生を振り返るとともに
一区切りをつけなければ…と思っていた。
このサイダーとの思いで、そして思いを。
この、締切だらけの年末に!とも思ったが、筆、もとい指が止まらない。

三ツ矢サイダーと僕…。

―記憶があるなかでは3歳のとき。
 そのころはとなり町のあった年の近い従兄の家によく遊びに行っていた。

従兄の家には物置があって小さめの冷蔵庫があった。

僕が生まれたころの田舎の家は、家の中で使っていて古くなった冷蔵庫は
そのまま外におろして、畑仕事の後のジュースや、漬物を冷やしておくのに使っていた。

従兄の家の冷蔵庫の中にはいつも、
700か900mlの三ツ矢サイダーの瓶が冷やしてあって、
家の近くにある土手で、ダンボールを尻に敷いて思う存分、草の斜面を滑ったあと、
それを、三ツ矢の赤いマークが入った小さめのグラスに入れて
一気に飲むのが好きだった。

次の記憶はずいぶん飛んで大学4年の夏。
といっても気づけば、もう5年も前か。
夏、休学しているのにやたら学校に行っていた僕は、
毎日1.5Lのペットボトルのサイダーを一本ずつ消費していた。

すると、相変わらず、ものの片付けが速やかではない僕の机の周りには、
空になったペットボトルがごろごろ。

そのうち、数が集まってくると、なんだか見栄えがしてきて

『このまま、たくさん集めたら、なんだか記録を作ってるみたいだな…』

と悪ノリでひらきなおり始めたころ、研究室の先輩に

『そんなにのんでたら、糖分の取りすぎであんたしぬよ』

と、言われ、飲む量は減った。

が、その後も何かといえば三ツ矢サイダー。



2005年の3月だったか、まだ流氷のある時期に山を縦走して知床岬に行った時。

隊のリーダーとして、荷物の軽量化をメンバーには促していたものの、
500mlの三ツ矢サイダーのペットボトルを4日間隠し持って行った。

岬で、でっかい国後島を見ながら腰に手をあてて飲んだサイダー、

味は忘れてしまったし、たぶん昨日生協でかって飲んだのと変わらないのだろうけど、
忘れられない一本だ。

saida

それ以外でも、日帰りの山に行く時、朝、買い出しのために寄るコンビニでは
たいがい500mlのサイダーを買っている気がする。
こないだ三段山に行った時も持って行って、
眼下に広がる富良野盆地を眺めながら滑る前に一本いった。

そういえば、初めてロシアの山火事跡地に行った時も
サイダーを持って行っていた気がする。

そういう風に考えると、自分ほどあちこち・わけのわからないところに
三ツ矢サイダーを持っていっている人間もいないのではないか。
悪ノリでスポンサーとかつかないかな。

で、山にもいかず昔を振り返ってばかりの最近は、
季節によって異なる、生協価格のサイダーを楽しんでいる。

今年はAsahiの方向性なのか、
特に、いろんな種類のサイダーが発売され飲んだ気がする。

===============================
ぶどうを搾った三ツ矢サイダー
日本品質:九州産温州みかん
スカッと白い三ツ矢サイダー
三ツ矢 信州高原ぶどう
レモンを搾った三ツ矢サイダー
日本品質:青森産ふじりんご
三ツ矢サイダー クラシックテイスト
=============================

個人的にヒットだったのは、青森産ふじりんご。
日本にあまりいなかったけど、全種類飲んだ。

なぜ、こんなにサイダーは僕を引き付けるんだ!?

あののど越し・しゅわしゅわ感か?

いや、しゅわしゅわなだけじゃない…
甘いにも関わらず、まったく甘ったるさが残らない、あのすっきり感か!!?

それとも赤い三ツ矢のマークのレトロ感とパッケージの緑色の水玉模様がおりなす
レトロと未来感の融合に心奪われているのか?

いや、そんな風に悩ませてしまう、正体不明さこそが
サイダーの魅力なのだ!!!

この止められない欲求…
他の炭酸ではダメだ。
ふぁ●たでも、CCれ●んでも、ダメなのだ!
同じ、リンゴ味、レモン味、ブドウ味なのに、

なぜだ!?
CMで言っているように水の磨き具合が違うのか?
あの飲み物を作った人は天才だ。

アメリカに行って悲しかったのは、
醤油はある、
みそもある、
すしも食べれる

が   し か し

サイダーが飲めない!!
なぜないんだー
経済大国アメリカ、それでいいのか!?
しゅわしゅわしていればペプシで満足なのか?

On My Ago....

これぞまさに世界の盲点(ーー゛)

アサヒに一言言いたい。
スーパードライなんて日本で飲めばいい。
海外に行ったらバーで小粋なトークをしながら
地ビールを楽しむよ。

贅沢は言わない
そのかわり、僕にサイダーを!!

ここ数年は、飛行機に飲み物のせるのうるさい。

ますます、サイダー好きの日本人を取り巻く環境は悪化しているの!
ぜひ出張先で売っていてほしい!

そう考えると、
味噌がなくっても

謎にスーパーで三ツ矢サイダーが売ってる
ハバロフスクの方が住むにはいいかもしれない(笑)。
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北海道北部を拠点に森林の研究をしている小林真があちこち歩き回って考えたこと・見たものを紹介するページです。 Keyword: 樹、土、ミミズ、北方林、ツンドラ、バオバブ、登山
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