北極圏での研究の紹介

 
5月29日(火)に富山大学にて以下のタイトルでお話をさせていただくことになりました。


タイトルそのままですが"土壌の凍結"という、寒いところではどこでも起こる現象が、
どのように陸上の植物群集の多様性や土壌中の炭素動態に影響を与えているのかを紹介します。

小林真
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はじめての城ヶ崎

 
Swedenでやった仕事の第一弾の論文がMinor revisionで返ってきた。

ポスドクになってからはじめた仕事が、よーやく形になりはじめそう…。

といっても、以前、別の論文でここからどんでん返しでRejectされたこともあるので慎重に直す。
共著のヨナタンに確認してもらってから投稿。祈。


*****


天気がよい週末。いつもの幕岩より少し足を伸ばして城ヶ崎へ初突入。

僕にとっては久しぶり(池田ーずにとっては初めて)のTradということで、
まずは簡単なルートの多いフナムシロックへ行く。

久しぶりのジャミング。
簡単でも、ナチュプロきめながら登っていく緊張感はやっぱりたまらない。

星のついた5.7-5.9のルートを登る。

今年中に10台前半のクラックルートを、きっちり登れるようになりたいなー。


↑波の打ち寄せる海をバックに手作りがっつり弁当とガチャ類。
 これぞ漢のロマン。



夕方、下見もかねてファミリークラックエリアへ。



登った後は、伊東で温泉に入って、格安で海鮮丼をたべ、
人生についていろいろ語りつつ帰宅。


道の駅で買った伊東高原ビールはいまいちだったが、
快晴の空の下、海を眺めながらの登りはなかなか最高なのでした。

そういえば、CMで有名な"ハトヤ"も見た。
伊東に行くなら、は・と・や

*****

日曜日には、スウェーデンから一時帰国中(?)の友人と会うために東京へ。


皇居の周りにある公園で芝生に座ってのんびりの時間をすごす。

ビル群に囲まれ、落ち葉のまったく見当たらない芝生に、
思い思いの形で生える松たちは、風景の現実感を失わせて。


いい風が吹く午後でした。
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今月のぐろちぇん

 
今週のScienceも面白い(というか少なくとも自分の興味のある)論文がのっていたけど、
Global Change Biologyの方が面白さてきには上な論文が目白押し。

気温上昇時の植物ー土壌微生物ートビムシの関係
Soil chronosequeceとそれぞれの土壌にたまっている炭素の温度依存性

土壌有機炭素の分解は有機炭素自体の分解されにくさよりも微生物がドンだけそこにアクセスできるかのほうが大事てきなReview

などなど…。かすっている位な感じでちょうどいい。

で、Abiskoの僕のアパートの後釜、Fridaの論文もでてる…。

目標ですね。
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形にとらわれることなく

 
GWが終わった。

当初は北アルプスにスキーをしに行こうと思っていたのだけど、天気が悪そうなので断念。帰国前から楽しみにしていて、なんせ、帰国して初めての大きな買い物は季節外れ(4月)のスキー板だったりしたのだけど…。

まー、また、来年だね。

というわけでせっかくの休みなのに、本を読んだり論文を書いたり、
ヤスデちゃんたちの面倒を見たり。


↑こちらミドリババヤスデ…ではなくウミブドウ(@沖縄料理店)

といっても落ち着きのない自分ですから、雨の間の晴天を狙って岩にも行きました。



登れるルートは増えているんだけど、上手くなっている気がしない…。
何回かトライしてやり方がわかったから登れるようになっている感じ。

頭使ってないんだろなーと、いつも一緒のダマイケの登りを見ながら思う。

どのくらいの感覚で、足を信じていいものか。
その線引きをしながら、その線を推し進めていくのが当面の課題。

あと、ダイエット←これ重要

登った後は、ダマイケおすすめの藤沢にある自然派ビュッフェへ。

「ビュッフェ」の日本語訳は「食べ放題」、
「食べ放題=太る」という概念がある自分にとって「自然派」と食べ放題は結びつかない。

実際行ってみるまでは「おれは肉派だぜ!帰りにラーメンでも食べるか?」と思っていたけど、いやいやどうして、品数豊富で、1つ1つおいしいものばかりで健康的に満腹。


ハマりそう…。

帰宅して風呂に入って情熱大陸を見る。

この日は、藤原新。実は年が同じ。


"普通のやりかた"とは違う道を選んで、自分の信じる"上"を求め続ける姿。

そんな選択をするときに味わうことのできる開放感と自分で背負う責任。

他の誰か、ではなく個人で考えて自分に合った方法で、
自分のやりたいことをやりつづける。

それを結果に結びつけているのは

「ベストを尽くすだけですよ」

という言葉。

そう、やるべきことはいつだってシンプル。

それがほんとうに難しいんだけど、気合いが入った。



GW中にはアメリカでポスドクをしている先輩も帰ってきて新宿でみんなで一杯。
世界トップレベルの仕事をバリバリやっている姿を見せつけられる。

少し前までは、自分が北極にいて、
僕がむしろ見せつけていたはずだったのに、気づけばまったくの逆転。



言い訳なんてしたくない。

やるべきことはわかっていて、それはとてもシンプルなこと。

そんな刺激的な連休でした。

山では、新緑の広葉樹の林冠がもこもこしてきています。


もこもこ。
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雨のGW, 2つの本

 
帰国してから1ヶ月と半分弱。

文字にしてその時間をみれば"1"という数字の魔力なのか、
短い割には、仕事でもプライベートでもそれなりに色々できたと思う。

しかし思うのは、何をしても"よい経験"になった場所での生活は、やはり特別なもので、
帰ってきて、なにをすることも当たり前にできて当然の場所で生活をする中で、
これまでの自分が甘えていた部分を自覚する。

1冊、本を読んだ。

相変わらず本を読むのが遅いのに、慌ただしさも手伝ってなかなか進まなかったけど、
GWの雨が助けてくれた。

スタバでのんびり、論文書いたり本を読むのも久しぶり。
札幌の駅周辺に比べて、店の選択肢は少ないけど。

読んだのは重松清の「永遠を旅するもの」


1千年、生き続ける主人公が、流れ流れ、
旅の先々でのであった短編の物語を集めたもの。

長く生きるということは、人間のさまざまな側面や沢山の形の死に向き合い
そしてひそかな喜びにも気づくことになる。

1つ1つの物語が、重松清らしい、
じわっと、うまく言葉にできない感情を抱かせるようなもの。

本文からいくつもの素敵な言葉をノートに書き写したけど、
それは本を読んでみてくださいということで、あとがきの1節を少し。

…これまでとは異なるタイプの仕事をした自分を振り返って、

***********************************************************

こういうお話はもう書けないんだろうなあとつぶやくことが時々ある

たとえばデビュー間もないころに書いた作品がそうだ。

若さの勢いは確かにある。そしてそれは、お話を作るコツを覚えるのと引き替えに失われてしまい、もう2度と、取り戻せないものなのだ。

お話の書き手として、意識的に、繰り返しのきかない物語に挑む時だってある。
一期一会の物語と言えばいいか。
自分の守備範囲を決めつけてしまいたくはないが、「自分らしくない」仕事はあるし、
それにあえて挑んでみたくなる思いも、やはり、ある。

(中略含む)

************************************************************

いくつかのプロジェクトを立ち上げる準備をし、
そして、めどのついた話を論文にまとめながら、
なにかこう、全体を見渡して、自分らしさにとらわれず、でも意識しながら、
「らしい」ものも「らしくない」ものも進めていけたらいいと思う。

共同研究者との出会いはもちろん、
ふともらったアドヴァイスやコメントとの一期一会を大切にしながら。

それが読み終わって読み始めたのはこちら。

田辺力の「多足類読本」



これからどっぷり向き合う?つもりのヤスデのことがかかれた本。

細かな科学的な内容はもちろんのこと、著者のヤスデに対する愛情がつまっていることが、
初めのほうをぱらぱらめくっただけでも伝わってくる。

ヤスデに対する思い云々はおいておいて、3ページめにして
1研究者として、つーんときた言葉。


「何かにはまった状態とは、流れができていることではないだろうか。
                       これは大切なことだとおもう」


新しい場所にきて、新しいテーマに変われば、流れが変わる。

僕はまだ、その流れを作り出す前の段階なんだな。

がむしゃらにやるだけでもだめだけど、流れを手繰り寄せるために、
もっとがむしゃらにやるときなのだろうなーと思った。

雨雨。

連休中に読んでしまおう。
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Got 11a!

 
先週末も、いつものいけだーずといつもの幕岩。

GWということもあってか下の方の岩場は混んでいたので、
斜面上部にあるウィングスロック・エリアに行く。

もはや夏のような日差しの下、去年の大型台風になぎ倒された樹の間を抜けて登っていく。
なかなか急なアプローチで登る前からバテバテ…。本州は暑いなー。


ここは下のエリアよりも長めで登りごたえがあるルートが多い。

相変わらず足使いの上手い・いけーだーずと
足に乗れず、すぐへろへろになる自分…。



何本か登り、気温もモチベーションも下がってきたころに下に移動。

目標にしていたゼルダ(11a)にとりつく。

前回、TRで一回登ってムーブはばらしていたので、あとは繋げるのみ。
といえど相変わらず体は重く、リードでビビりが入る。

休みや落下を挿みつつ、3−4便だしてようやく登れた!
お買い得ルートとはいえ11、めちゃんこ嬉しい。


年内は少しずつ登れる11のルートを増やしていきつつ、
足を使うような10を確実に登れるようになりたいなー。


******************************************

登ったあとは夫妻と別れ、2年ぶりとなるイソとビールで一杯。

相変わらずのフットワークの軽さで世界へ飛び跳ねていっているようす。

落ち着いていく昔の仲間が多い中で、昔は"がっこーの後輩"だったの人が、
"こっち系"の奴になって現れるのは嬉しいもの(笑)

面白いことできそうだ。


夏が来てしまったかのような暑さですでに基本装備はT-shirts。

このままだと夏本番には何を着ればいいのかわからないんですけど…。

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ヤスデ探し

 
先週のリベンジで、今度は場所を変えてヤスデ捜索。

で、無事にみつけることができました、
ミドリババヤスデ(Parafontaria tonominea Attems)。

もう、名前ですでにしびれる。


森に行った後は、ちょっと不耕起の田んぼの見学。


あいにくの雨だったけど、もやがかった里山の風景に、ほっと溜息。
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幕岩

 
で、その翌日は幕岩へ、いつものごとく池田夫妻と。
天気はぎりぎり持ってくれた。

いくつか10台のルートをのぼったり。
そして11aのルートにTRで取りつく。





つっかえながらも上まで抜けれたので頑張れば何とかなりそう…。

夏までに登りたいなー。


帰りがけに気になっていた乾物屋さんで金目鯛とカマスの干物を買い、夕飯に。


平清盛を見ながらしっぽりと一日を終える。

いい一日でした。


↑乾物屋さんで見つけてしまった「たこみりん」

タコ好きな飲んべにこれはやばい…。

ツチノコではありません(笑)
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GCOEのシンポ

 
横浜国立大学では2002年からCOEが、2007年からはGCOEがそれぞれ5年ずつ、
合計で10年採択されていた。

北海道や海外にいたとき、メーリングリストで流れてくるセミナーの案内や出版される本を見たり、活躍する若手研究者の噂を聞きみながら、ともすれば「ばらまき型」になってしまいそうな大型プロジェクトを横国はうまくまとめながら進めているなー思っていた。

その〆にあたるシンポジウム『ほどほどで読み解く生態系リスク』が先週の土曜日にあったので聴きに行ってきた。

とてもわかりやすい話をする5人の演者とそれを有機的にまとめる松田先生。

近年整備された国内外の環境法とそれが社会・地域へ与えてきた/ている影響、熱帯における手のかけない農業の現状、化学物質による汚染のこれまで解決されてきた部分と今なおongoingな部分。生態系を扱っているのであれば知ってお行くべきであろう環境に関する一般常識+αを学ぶことができた。

自分のやりたいことに時間を割くこと。

当たり前のことだけど、スウェーデンに比べて日本では意識していないとその時間Managementがなかなか難しい。

でも、大枠でいえば『科学』という分野にかかわる1人間として、知っておかなければいけないこともあるなーと気づかせられた。それは自分のやっていることの位置づけを明確にすることにもつながる。

『ほどほど』にだけど、科学者としての一般教養も身に着けてやっていきたいと思った。

最後の最後だけだったけど、GCOEの様子をみることができてよかった。

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学生実習

 
修士課程の学生さん向けの実習に飛び入りで参加。

学内の森でピットホールトラップなどの設置の仕方を教わる。


こういう土壌動物にかかわることが学べる機会があちこちに転がっていて、
このラボにきてよかったなーと思う。

さて、来週までに何が取れてるかな…。


↑こんな立派な樹が生えていたりでなかなか。

お昼食べて眠くなった昼下がりは、ここでヤスデでも探そう…
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